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淡路九条の会

立場や考え方を越えて草の根の平和を求める淡路の九条の会の意見表明のブログです。

小森平和講演要旨

親子ダンスをする淡路市母親クラブのみなさん
小森平和講演要旨
百年に一度の経済危機
 百年に一度の経済危機と言われている。このことを象徴するのがフォード社のフォードシステムだ。これはベルトコンベアで大量生産の資本主義のシステムだ。稼働し出してからはちょうど百年になる。これが崩壊した。このような恐慌を乗り切るために、人類は必ず戦争をしてきた。第一次世界大戦、第二次世界大戦がそうであった。そうならないためには私たちには戦前責任がある。また、同じ歴史を繰り返さなくても良い三つの条件がある。環境問題での前進とアメリカ支配による平和とが終ったから。第三に日本国憲法九条で戦争を禁止していること。
二〇〇九年憲法九条をめぐる状況
 この間安倍政権、福田政権と二度に渡って政権の投げ出しがあったが、この原因はアメリカの戦争への自衛隊派遣の要請があったためだ。安倍政権の場合はテロ特措法で艦船に給油をしていたのが、民主党小沢の反対で出来なくなった。福田政権は政権に付くや、まず密室での民主党との大連立を策動したが失敗する。アメリカの自衛隊のヘリを出せと言う要請に応えられなかった。これには名古屋高裁のイラク戦争への航空自衛隊派違憲判決の影響もあった。この二人の政権投げ出しには、憲法九条の縛りが、大きくかかわっている。 
九条問題を歴史的にとらえ直す
一九五〇年朝鮮戦争が始まり、アメリカは国連軍という名前で北朝鮮軍と戦った。米軍は朝鮮に出動するので、日本の米軍基地が空っぽになる。それを補完するために、警察予備隊というのを作ったのが、自衛隊の始まりだった。五四年に自衛隊と言う名称で陸海空三軍がそろった。軍が出来たので憲法九条を改正するために国会議員の三分の二をとるために自由党と民主党は大連立を行って自由民主党になった。しかし三分の二がとれなかった。このために歴代自民党は解釈改憲をするようになった。「自衛隊は軍隊ではない。」と。しかし、さらにアメリカは湾岸戦争時に「日本は金だけ出して、血を汗を出さない。」と言ってきた。そこで小沢一郎は「国連決議があればどこにでも自衛隊を派遣できる」と言う解釈を作り、自民党を離党する。そして読売新聞といっしょになって憲法九条を変えるための扇動をしていった。
憲法九条が世界を動かす
 アメリカが北朝鮮問題で六ヵ国協議で解決しようとしていたが、これは朝鮮戦争の講和条約を結ぶことにその最終目標がある。この講和条約を結ぶときに、北朝鮮、韓国、日本が米国、ロシア、中国に九条の精神に基づき核廃絶を要求する。これはアメリカのオバマ大統領がプラハで核廃絶の演説をするようになってきたことからも可能な選択だ。このような意味からも、改憲派が九条を変えるのが早いのか、朝鮮戦争の平和的終結が早いのか、大きい分かれ目だ。私たち九条を持つ国の主権者の役割は大きく、重いものだ。この運動は人類に「戦争のない世界」をもたらすことが出来るかどうかと言う運動だ。いっしょに勝利させよう。
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  1. 2009/05/27(水) 11:32:24|
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小森陽一氏格差貧困と平和憲法を熱く語る

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小森陽一氏格差貧困と平和憲法を熱く語る
四月二九日(水)には洲本市民交流センタービバホールで淡路九条の会主催憲法六二周年平和講演会が開催されました。連休の好天の日にもかかわらず淡路全島から二二〇名の参加があり、熱気あふれる集会となりました。 野村会長より、これまでの経過と趣旨についての挨拶がありました。
 この後淡路市母親クラブのみなさんの親子ダンスのアトラクションがあり、会場の雰囲気を楽しくなごやかなものにしてくれました。
講師の小森氏は東京大学の教授であるとともに九条の会の事務局長で、発起人の著名九氏を結びつけた人です。言わば九条の会の産みの親です。設立のエピソードから現状・課題まで熱く語りあっという間の二時間でした。 特に現代の時事問題やメディア操作・メディアジャックのからくりが明快に解き明かされ、聞く人を納得させました。
  1. 2009/05/18(月) 11:06:26|
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